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保育士の転職理由〜0歳児の保育をするまえに知っておくこと〜

【保育士の転職理由】0歳児の保育は難しいって本当?

保育士の転職理由には0歳児のクラスを担当したことが原因という声もあります。

それほど乳児のお世話は大変だといわれています。

保育園では4歳〜5歳の子どもには30人に1人の保育士が配置されるのですが、0歳児には3人に1人配置されます。

年齢が下がるにつれて保育士の数が増えていくんです

この人数を見ただけでも乳児のお世話は難しそうですよね。

 

でも逆に幼児よりも保育士の人数は多いし、転職理由になるほど大変なのでしょうか?

ここではどういった保育士が乳児を担当するのか、また実際にそのクラスを受け持った保育士の声を紹介します。

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保育士は0歳児クラスを担当する可能性も

乳児を相手にするからといって特別な保育士が担当するわけではありません

誰でも乳児のお世話をすることができるのです。

むしろ保育士の数が多く、複数担任制を取っているところもあるので指導がしやすいことから新人が配置される可能性もあります。

特に近年は共働きの家庭が増加傾向にあり、すぐに仕事に復帰する方が多くなってきています。

そのため、0歳から預けられる保育園はとても需要があるのです。

乳児の人数が多くなるということは、それだけ保育士の数が必要になってきます。

だからこそ、新任の保育士が0歳児クラスを担当することになる可能性は高いといわれています。

 

0歳児クラスを担当した保育士の声

0歳の子どもは複数担任制を取っていてもとても大変なんです。

どんなところが大変なのか、ここでは実際に乳児を担当した保育士の声をまとめました。

0歳児クラスのこんなところが大変!

  • 生活リズムがバラバラで休む暇がない
  • 表情や泣き声で判断しなければならない
  • 感染症が流行りやすい
  • 嘔吐・下痢の掃除が大変
  • お昼寝中は数分おきに呼吸を確認しなければならない
  • 誤飲・怪我のリスクが高く目が離せない

このように大変なことがたくさんあることに加え、一人の命を預かるというプレッシャーをより感じます。

特に怖いのがSIDS(乳幼児突然死症候群)感染症です。

実際に認可保育園でのSIDSでの死亡例はあり、死亡した子どもの年齢は0歳児〜5歳児の間で0・1・2歳児が全体の88%を占めています。

また感染症になると免疫力の低い乳児の間では一気に広がり、他のクラス担当の保育士の手を借りなければならないほど対応に追われてしまいます。

中には保育士が一人休んだ時に限って問題が起こり、泣きたくなるほど疲れるという声もありました。

 

0歳児クラスの担当が転職理由になることも

保育士の間ではどの年齢よりも0歳児は大変だといわれており、それが転職理由になることもあります。

転職理由になるということは、どれだけ現場が壮絶なのか分かりますよね。

確かに他の年齢よりもお世話は大変ではあるものの、全ての保育士が乳児のお世話をしたことで転職を決めるわけではありません。

転職理由になるほど保育士が追い詰められる原因はいくつかあります。

なぜそこまで0歳の保育は大変だと思う保育士が多いのか、ここではその理由を紹介します。

 

転職理由は0歳児保育の人手不足

乳児を担当した保育士の転職理由をもう少し掘り下げると、人手不足の問題が浮上します。

保育士153人を対象に行われた「保育の実態と安全対策」という調査では、保育士の75.8%が人手不足を日常的に感じていると回答しました。

そしてそれが原因で「保育の質が下がっている」と考えている方が85.0%、それによって懸念されることに「安全への対応」と回答された方が58.8%もいます。

人手不足は園児たちの危険度が高まるということが分かりますよね。

このように、この職場では命を預かれないと感じたり、目が離せない乳児のお世話に追い詰められたことが転職理由となっているようです。

 

0歳児クラスは新人保育士にはハード

新人保育士も0歳の子どもを担当することが多いのですが、思った以上に過酷で、それが転職理由になることもあるようです。

「赤ちゃんが好きだから担当できて嬉しい」と思っていたけど、実際に働きだすとその多忙さについていけなくなったという声もあります。

ただ好きな気持ちだけでは乳児を預かることはできません。

そんな大変なクラスで自分なりに頑張ってきたつもりでも、周りから勉強が足りないと指導ばかり受けて自信を失くしてしまう新人保育士もいるようです。

それを乗り越えれば保育士として一皮むけるといわれていますが、そこまでたどり着くまでの時間には個人差があります。

そのため先輩がフォローしきれていないような職場だと、多くの新人保育士が転職を考えてしまいます。

乳児のお世話をしたこと自体が転職理由になっているのではなく、そもそも労働環境が悪すぎる状況がこの転職理由に繋がっているようです。

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保育士の転職理由と志望動機例文集

もし0歳児を受け持ったことが転職理由の場合、面接ではどのように伝えれば良いのでしょうか?

転職理由は面接でも質問される可能性が高いのですが、「0歳児をお世話したことが負担だった」と正直に転職理由を伝える必要はありません。

なぜなら他の園に転職しても乳児を担当する可能性はあるからです。

転職理由で「0歳児クラスは苦痛だったんです」と伝えたとしても、0歳児クラスの担当が外れることはありません。

むしろ「保育士なのに赤ちゃんのお世話もできないの?」と不信感を与えてしまいます。

そのため転職理由を聞かれても、0歳児クラスのお世話が原因だったことは言わないようにして、悪い印象をあたえないような転職理由を伝えましょう。

ここではわかりやすくNGとOKの転職理由の例文を紹介します。

転職理由のNG例文

以前の保育園では主に0歳児のクラスを担当しておりました。しかし0歳児のお世話は思ったよりも負担が多く、自分には合っていないと感じました。そのことを先輩に相談しましたが、担当を変更してもらえなかったので転職を決めました。

転職理由のOK例文

以前の保育園では主に0歳児クラスを担当しておりました。しかし人手が足りず何度か危ないと思う場面があり、その度に担当保育士達と共に園長に改善を求めましたが受け入れられませんでした。このままでは責任を持って乳児を預かることはできないと思い、転職に至りました。貴園では園見学をさせて頂いた時に、十分な人数の保育士が揃っており、どのような時もすぐに連携が取れる体制が整っているところに感激いたしました。

二つの転職理由の例文にどのような違いがあるか分かりますか?

転職理由のNG例文は自分に起こる不利益に対して不満を述べていますが、OK例文はあくまでも保育に関する方針の違いを述べています。

この場合転職理由のNG例文は「自分の思い通りにならないから転職した」と捉えられてしまいます。

対して転職理由のOK例文は「子どもたちのために保育の質をあげる努力をしたけど叶わなかった」と伝わります。

転職理由は伝え方一つでここまで違って伝わるので、きちんと考えておきましょう。

 

0歳児の保育のコツ

実際に0歳児を担当したら、どのような1日が待っているのでしょうか?

0歳児を担当した保育士の声を見ると休む暇もなさそうですよね。

そのため、新人保育士さんは自分に赤ちゃんのお世話ができるのか不安になると思います。

転職しても0歳児クラスを受け持つことになる可能性は大いにあるので、また担当になった時どうしたら良いんだろう…と経験者でも悩むところ。

もし転職して再び乳児を担当することになったら、新しい職場で上手く立ち回るためにどのようなことが必要なのかをここでは紹介します。

 

0歳児クラスの1日

0歳児クラスはどのような1日を送るのでしょうか?

基本的には生活リズムがバラバラなので、子どもに合わせた保育が必要となります。

しかし一応時間割りは決まっています。

0歳児の一日の流れ

  • 9:00ー登園、おむつ替え、おやつや飲み物を与える
  • 10:00〜12:00ー戸外活動、室内遊び
  • 12:00ー昼食
  • 13:00ー昼寝、読み聞かせ、着替え
  • 15:00ー起床、おやつを与える
  • 16:00ー自由遊び
  • 17:00ー降園

一般的にこのように決まっているものの流れ通りにはいかないこともあります。

特に昼食時間、赤ちゃんは泣いて知らせたり、上手に食べられない子もいるので忙しくなります。

昼食が終わっても子どもが汚したところを掃除をしたり、服が汚れたら着替えも必要になります。

 

積極的に話しかける

0歳児担当になって苦労するのが、言葉が通じないことです。

言葉が通じないとなぜ泣いているのか、どんな行動をしようとしているのか予測がつきません。

そしてこちらからの言葉も乳児は理解してくれません。

 

だからといって話しかけないのはだめです。

なるべく話しかけることをこころがけ、担当している乳児の表情をしっかりと見ておきましょう。

言葉の壁があると、乳児の体調不良に気づけないことがあります。

そのため、普段から頻繁に話しかけて表情の変化などを見て不調に気付けるようにしておきましょう

 

他の保育士との連携を取る

0歳児クラスが負担になっていたという転職理由にもありましたが、その多くが人手不足などで他の保育士との連携がとれないことが原因でした。

特に感染症などが流行ると連携を取って対処しなければなりません。

必要な時には別のクラスの保育士の手を借りる必要もあります。

そんな時、日頃からきちんと協力しあえる体制が整っていれば迅速に行動に移せます。

しかし多くの保育園では人手不足により、思うように行動ができないようです。

もし違う園に転職したいという方は、事前に園を見学して、保育士同士の連携が取れているか確認しておきましょう。

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転職しても0歳児クラスの担当になる可能性もある

保育園は0歳から受け入れているので、園に転職したとしても0歳児クラスの担当になる可能性があります

もし0歳児の担当が嫌だという転職理由で就活をしている保育士さんは、園ではなく年齢制限のある託児所や学童保育などにも目を向けるといいかもしれません。

施設によっては3歳児以上と決められているところもあるので、無理に園への転職をせずに他の選択肢を選ぶのも一つの手です。

これから保育園に就職する方、転職する保育士さんはこの記事を参考にしてみてください。


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