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公務員保育士の給料の手取りを公開!私立とどのくらい差があるの?

公務員保育士の給料の手取りはどのくらい?

保育士は公立のほうが手取りが良い」という言葉を聞いたことはありませんか?

今の保育園に不満があったり、結婚願望がなく一人でこれから生活していくために公務員を目指すという方もいます。

 

このような志望動機を見ると、公務員保育士はとても給料が良さそうですよね。

では、実際にどのくらい給料や手取りを貰えることができるのでしょうか?

本当に私立よりも公立のほうが給料が良いのか比べてみたいところ。

まずは、公務員保育士の給料と手取りをチェックしてみましょう!

 

公務員保育士の月給と手取り

公立保育園に務める保育士は地方公務員に属するので、自治体によって給料が異なります。

そこで、ここでは公務員保育士の平均月給と手取りを調査してまとめました。

公立保育園の月給と手取り(常勤)
種別 月給 手取り
園長 462,030円 369,624円
主任保育士 410,018円 328,014円
保育士 221,250円 177,000円

※月給は年間賞与平均4.45ヶ月分を引いた額
※手取りは月給の8割を計算した値

役職に就いていない保育士は手取り約17万円役職につくと手取り約30〜40万円もらえることが分かりますね!

ただ想像していたよりも、公務員保育士の月給と手取りはそこまで高くないと思った方もいるでしょう。

なぜなら公務員保育士の月給や手取りは、私立保育園の給料と大きな差が出ないように調整されているからです。

ただ、地域によって2〜3万円ほど差が出る場合があります。

自分が住んでいる地域の公務員保育士の給料を知りたい場合は、HPなどをチェックしてみてくださいね!

 

公務員保育士の初任給

公務員保育士の初任給は、地域や学歴によってばらつきがありますが、約16〜18万円前後というところが多いようです。

比較的給料が高い地域(東京)などは、大卒で初任給が20万円を超えるところもあります。

あれ、なんで平均より高いの…?」と思うかもしれませんが、先程の保育士の月給や手取りはあくまで平均値です。

初任給が高い地域は、それだけ保育士の給料もアップしていくので安心してください。

※ご紹介している初任給は住民税が差し引かれていない金額となります。

民間の保育園に務めたことがある保育士さんは、初任給はけっこう高いなと思うかもしれません。

私立との比較は後ほど詳しく解説するので、そちらも要チェックです◎

 

ちなみに公務員保育士の初任給については、多くの自治体で公開されています。

保育士の公務員試験の募集要項(日程などが書いてある資料)などに書かれているので、受けようと思っている地域の公務員保育士の初任給を確認してみてくださいね!

 

公務員保育士のボーナス

公務員保育士のボーナス(期末手当・勤勉手当)の額は自治体によって違いますが、平均は1ヶ月の給料の4.45ヶ月分といわれています。

この4.45ヶ月分のボーナスが6月30日12月10日の2回に分けて支払われます。

保育士だからボーナスが低いということはなく、市役所職員と同じボーナスが出ます。

つまり給料が高ければ高いほどボーナスも増えるというわけです!

2018年には1年間で一人あたり平均158万1643円支払われました。

民間の保育園だと、不況で保育士へのボーナスが支払われないということもあります。

しかし、公立は人事院勧告がなければ増減することはなく、毎年安定した賞与をもらうことができますよ◎

 

大卒と高卒の公務員保育士の給料に差はある?

公務員保育士は学歴によって給料に差が出ます。

大卒は初任給が19万円前後ですが、高卒は15万円前後です。

なぜここまで差があるのかというと、高卒で公務員になった人と大卒で公務員になった人の給料に差が開かないようにするためだといわれています。

公務員保育士は定期昇給があるので、年齢が上がるごとに決まった時期に昇給します。

つまり、高卒が大卒と同じ年齢になった時に、大卒の初任給と同じ額の給料がもらえるようになっているというわけです。

そのため、実質高卒と大卒には給料に差はないといえますが、高卒の保育士さんのほうが一足早く社会人を経験しているので実務経験は豊富ですよね。

また、定期昇給の額はその人の能力によって変動するので、頑張れば高卒のほうが給料が高くなる可能性もあるんです

また高校卒業後、しばらく働いてから保育士になった人は、初任給にその分が加算されることもあります。

ただ後に昇給するとはいえ初任給は低いので、完全に親元を離れて生活する場合はちゃんとビジョンを立てておいたほうがいいでしょう。

 

公務員と私立の保育士の手取り比較

一通り公務員保育士の平均給料と手取りが分かったところで、気になるのが私立保育園の給料です。

本当に公立と私立で保育士の給料に差があるのか見ていきましょう!

ここでは私立保育士の月給と手取りをまとめました。

私立保育園の月給と手取り(常勤)
種別 月給 手取り
園長 461,955円 369,564円
主任保育士 345,278円 276,222円
保育士 246,386円 197,108円

※月給は年間賞与2.7ヶ月分を引いた額
※手取りは月給の8割を計算した値

こうして手取りを見てみると、役職に就くと公務員のほうが高いのですが、役職に就いていない保育士の給料は私立のほうが高いんです!

ちなみに私立の初任給も18万円前後とそこまで差はありません。

役職に就くつもりがないならわざわざ公立を選ばなくても、私立のほうがメリットが大きいように見えますが、実は年収で比べるとそこまで差はありません。

先程公務員は平均4.45ヶ月分のボーナスをもらっていると書きましたが、私立のボーナスは平均2.7ヶ月分です。

公務員は私立よりもボーナスがとても高いんです。

分かりやすいように役職に就いていない保育士の平均月給で、ボーナスがどのくらいになるのか比べてみましょう。

それぞれのボーナスは公立が984,562円私立が665,242円になります。

なんとボーナスで30万円も差が出るのです。

このボーナスを含めた年収を比べると公立が3,639,562円、私立が3,621,874円とほとんど差はなくなり、むしろ公務員保育士のほうが年収が高くなるんですよ◎

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公務員保育士は待遇が良い!

公務員保育士の場合、手取りは私立よりも少ないですが、手当が充実しています。

そのため、手当を含めた金額で差が出ることもあります。

特に残業代がちゃんと出るところは安心ですよね◎

その他にも、地方公務員の場合は以下のような手当が利用できます。

扶養手当/地域手当/住居手当/初任給調整手当/通勤手当/単身赴任手当て/時間外勤務手当/夜間勤務手当/休日勤務手当/管理職手当/期末手当/勤勉手当/寒冷地手当/宿日直手当/定時制通信教育手当/災害派遣手当/退職手当など

民間の保育園の求人情報を見ても、ここまで手当が充実しているところはなかなかないですよね。

公務員保育士の手取り額はいわれているほど高くはないものの、待遇が良いところは魅力的です。

 

さらに、年齢を重ねるごとに私立と公立で保育士の給料に差が出ることもあります。

なぜなら、公立では定期昇給があるからです。

定期昇給は年齢を重ねるごとに、決まった時季に昇給される制度のことです。

昇給額は一律ではないので、能力のある人ほどどんどん給料はアップしていきます。

公務員保育士は働き続けると必ず昇給していくので、辞める人も少ないのです。

 

一方で私立の場合は昇給制度がないところもあります。

そのため、公立に比べると私立の保育士はなかなか昇給できないといわれているんです。

実際にその問題を解決するために、政府は処遇改善等加算Ⅱで保育士の役職を増やして、昇給・昇進しやすくしました。

 

公務員なら安定した給料がもらえて安心

公務員の保育士は、意外にも私立と差がほとんどありませんでしたね

年収は変わらないものの、月給はむしろ私立が高い結果でした。

ただ、全ての私立保育園がこの金額をもらえているわけではありません。

実際に私立で働いたことがある保育士さんの中には、「こんなに給料も手取りも初任給も高くない」と思った方もいると思います。

私立の場合、経営者によって給料にばらつきがあります。

驚くほど低い給料の保育園の中には、不当に人件費を削るブラック保育園があります。

就活する時に民間の保育園も視野に入れている方は、このブラック保育園に働くことにならないか心配になると思います。

むしろ、ブラック保育園から公立保育園へと転職したいと考えている方もいるのではないでしょうか?

ブラック保育園に比べれば、公務員は待遇も手取りも格段に良く、安定した給料がもらえるので安心です。

ただ、公立保育園への就職は公務員試験を受けなければなりません。

また自治体によって給料も異なります。

事前に自治体のHPなどで公務員試験の募集要項をチェックしておきましょう!


 

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