保育士

保育士は夏休みに給料を貰えるの?長期休暇や有給休暇の取得方法を紹介

保育士の夏休みの給料はどれくらい?

保育士を目指している方の中には、保育という仕事のやりがいの他にも、給料が気になるという方も多いのではないでしょうか。

給料に関する不安や疑問の中には、「保育士が夏休みにどのくらいの給料をもらえるのか?」という声がありました。

「学校の先生は自分達が休みの時に一緒に休めるのでは?
ということは先生は夏休みがあるの??」

と思っている学生さんが結構多いです。

保育士にも夏休みがあるのかな?
でも休んでいる期間の保育士の給料はどうなるんだろう…」

と心配になっちゃいますよね。

ここでは、保育士の夏休みとその期間の給料について詳しく紹介していきます。

 

給料の支払い方法で変わってくる

社会人になると、夏に取れる休暇は夏休みでなく「夏季休暇」もしくは「お盆休み」といいます。

これらは特別休暇の一種です。

特別休暇とは・・・企業が独自に定めている休日のこと。給料が出るか出ないかは企業によって異なる。

つまり夏季休暇が有給だと定められている企業の保育園であれば、休んでいる期間はいつも通りの給料をもらうことができます。

しかし無給の場合、以下の給与形態の保育士さんは、休み期間中の給料はもらえません。

夏季休暇中無給で給料が減ってしまう給与形態

  • 日給制・時給制・・・一日単位・時間単位で働いた分だけ給料が受け取れる
  • 日給月給制・月給日給制・・・欠勤・休暇の日数によって給料が控除される

完全月給制(固定の基本給が決まっている)は、休んでも給料に変動はありません。

このように給料の支払い方や算出方法によって、保育士の給料が少なくなってしまうこともあるんです!

 

基本的に保育士に夏休みはない

夏季休暇(お盆休み)やその期間中の給料について解説しましたが、基本的に保育士には学生のような夏休みはありません!!

冒頭では「保育士は学校の先生のように夏休みは取れないの?」と思っている学生さんが多いと書きましたよね。

でも実は、学校の先生も夏休みの間は働いているんです!

夏休みの間は研修会講習会などが行われるため、学校が休校でも勤務日となっており、出勤しなければならないのです。

当然夏休み中に出勤した日は、通常通りに給料が支払われます。

 

だったら保育士は子供達の夏休み期間中、何をしているんだろう…と疑問に思うかもしれません。

そもそも保育園には夏休みがなく、通常通り開園しています。

なぜなら保育園の管轄は厚生労働省で、学校ではなく福祉施設という枠組みだからです。

でも「保育士には夏休みがあるって聞いたことがあるよ!」という方、それは保育園ではなく幼稚園の方かもしれません。

幼稚園の管轄は文部科学省で、学校教育施設という枠組みなので、学校と同じように夏休みがあります。

もちろん幼稚園の先生も夏休みの期間は、休んでいるわけではなく出勤日があり、その分の給料は受け取れます。

混乱するかもしれませんが、保育士には基本的に夏休みがないということは理解しておきましょう!

ちなみに保育園は夏休み期間も開園しているので、夏季休暇制度がそもそもなく、通常通りに働く保育士さんが多いんですよ。

 

夏休み期間中の仕事内容

一般的に夏休みといわれている7月下旬から8月の間、保育士はどんな仕事をするのでしょうか?

また夏休み期間中は、仕事内容によって給料が減ったりするのか気になるところです。

基本的に夏休み期間中の仕事内容は同じで、特別に働き方が変わったり、給料が変動するわけではありません。

ただし、夏休みらしいイベントが開催されることがあります。

保育園の夏のイベント

  • 七夕会・・・七夕の飾りつけや短冊づくり、発表会など
  • プール開き・・・プール内の掃除
  • お盆・・・お盆踊り、ナスときゅうりの精霊馬づくり
  • 夏祭り・・・縁日や花火など園内の夏祭り
  • スイカ割り大会・・・スイカ割り(食育の一貫)
  • お泊り保育・・・保育園で寝泊まり
  • 誕生日会・・・7月・8月生まれの園児のお誕生日のお祝い、誕生日カードのお渡し

これらイベントを全部するわけではありませんが、夏休み期間中に最低でも1回は夏のイベントを開催するところがほとんどです。

特に夏祭、やスイカ割り大会、お泊り保育、七夕会(発表会がある場合)など、保護者の協力を得る必要があるイベントは準備が大変になります。

ただ夏休み期間は比較的イベントが少なく、保育士が休みを取りやすい時季だといわれています。

 

夏季休暇が取れる園が増えている

保育士が夏休み中も忙しいことはわかったけど、夏にどこにも遊びに行けなくなるのはテンションが下がりますよね。

いつも通りに給料がもらえるとしても、使いどころがなく夏が終わってしまうような気さえします。

しかし近年では働き方改革もあって、夏季休暇制度を用意している園が増えてきています。

このような制度がある場合は、保育士の求人情報の「休日」「待遇」「福利厚生」の欄のいずれかに書いてあります。

もし休みが取れる保育園で働きたい保育士さんは、見逃さないようにチェックしておきましょう!

ただ他の保育士と交代で休みになるので、なかなか希望通りに休みを取るのは難しいです。

とはいえ保育士が休みを取りやすいように、園側がなるべく保護者に仕事が休みの日は子供と過ごすようにお願いしているところもあります。

 

ちなみにどのくらい休めるのかというと、3日〜5日が一般的です。

例えば公務員保育士の場合は、7月から9月の間で申請をすれば3〜5日休むことができます。(自治体による)

公務員保育士の場合は、休んでいる期間中もきちんと給料が出ます。

ただ学生時の夏休みのように、1ヶ月しっかりと休めるというわけではありません。

 

夏休みの他に取得できる長期休暇

保育士が夏休みの他に取得できる長期休暇には、どのような種類があるのでしょうか?

給料よりも、ちゃんと休みが取れるのか気になる保育士さんもいるでしょう。

そこでここでは、夏休み期間中に以外にも保育士が取れる可能性がある長期休暇を紹介します。

長期休暇・特別休暇の種類

  • 年末年始・・・年末年始に取れる(12月29〜1月3日が多い)
  • ゴールデンウィーク・・・ゴールデンウィーク期間中に取れる
  • 慶弔休暇・・・自身の結婚や親族が亡くなった時などに取れる(1〜4日)
  • ボランティア休暇・・・社会貢献活動や震災復興の支援などをする時に取れる
  • リフレッシュ休暇・・・勤務年数が長い人を対象にリフレッシュする時に取れる
  • 病気休暇・・・持病などにより療養が必要な時に取れる
  • 教育訓練休暇・・・スキルアップのための講義や研修を受ける時に取れる
  • 法定休暇(法定休日)・・・産前後・育児・子供の看護・介護・生理・年次有給休暇など法定で定められている休暇

保育園では、保育士に最低でも年末年始慶弔休暇の二つは用意しているところが多いです。

法定休暇に関しては、労働基準法で申請があれば休暇取得が認められます。

必ずしも給料が支払われるわけではありませんが、給料の5割程度の手当金を雇用保険や健康保険から受け取ることができます。

 

しかしブラック保育園では産休や育休を認められてもらえず、辞めざるを得なくなったという保育士さんもいるようです。

不安のある方は、保育士の求人情報にしっかりと特別休暇や法定休暇について書かれているかチェックしておきましょう。

もしくは保育士専門のエージェントに相談するのもおすすめです。

保育士専門のエージェントなら、休み期間中の給料の有無も教えてもらえる可能性があります。

 

有給休暇を消化してまとまった休みをGET

保育士として実際に働き出すと、夏休みのようなまとまった休みを取ることが難しくなります。

そもそも夏休みは3日〜5日取れれば良いほうだと、現役保育士さんなら思うかもしれません。

それで給料有りだったら高待遇ですよね。

もしこのような制度がない場合は、年次有給休暇を利用すれば保育士でもまとまった休みを取ることができますよ◎

 

また以下のような方法で、さらに長い期間休みを取得することができます。

  • 土日祝(休日)の前後に夏季休暇を取る
  • 夏季休暇制度と年次有給休暇を組み合わせる

夏休みの制度があるなら、土日祝などの休日の前後に休みを取ることで、最大8日間の休みを取得することができます。

もう一つは、夏休みとあわせて年次有給休暇を消化する方法です。

年次有給休暇だけでも5日以上あるので、夏季休暇と組み合わせると長期的に休むことができるんです。

有給が取得できれば、休んでいる期間中も給料がもらえますよ◎

 

有給休暇を取得するための方法

そもそも、多忙な保育士は義務化されている年次有給休暇の消化さえ難しいといわれています。

そのため、事前にどの日に年次有給休暇を消化したいのか相談しておいたほうが確実です。

 

もし相談なく当日申請して5日以上も休んでしまったら、園は代わりの保育士を確保しておくことができず、人手不足となって迷惑がかかってしまいます。

休んでいる間にトラブルなどが起きないようにするためにも、取得したい時期を早いうちから伝えておくのがマナーです。

園によっては事前申請をするよう決めているところもあるので、ちゃんと確認しておきましょう!

就業規則に、申請の仕方やいつまでに申請をする必要があるのか書かれているので要チェックです。

手順としては、まずは事前にこの期間に休むということを上司に伝えて、どのくらいの期間取得できるのか確認しましょう。

その後、同僚の保育士にも休む期間を伝えて、できる限り引き継ぎをしておきましょう

こうすることで、職場に迷惑をかけず気持ちよく休みを取ることができます。

休みが終わった後は、自分がいない間お世話になったお礼として、お土産を用意しておくといいでしょう。

ちなみに多忙な保育士が、夏季休暇と年次有給休暇を組み合わせて長期間休みを取るのはハードルが高いです。

とても忙しい時期に有給を申請すると、他の時季に変更するよう言われることもあるんです。

これは「時季変更権」といい、会社側が持っている権利です。

特に夏季休暇制度がある園では、他の保育士も休ませなければなりません。

会社側からすると順番に休ませたいのに、保育士の休みが一人でも長引くとそれだけ調整が難しくなりますよね。

タイミングを間違えてしまうと、すんなり有給が消化できないこともあるので要注意です。

注意

夏季休暇制度と年次有給休暇の組み合わせは、自分が休んでいる間、他の保育士達の負担が大きくなります。
そのため、申請が通ったとしても良い顔をされない可能性があります。
年次有給休暇の取り方は労働者が決めてもいいのですが、周囲の人への配慮は忘れないようにしましょう。

 

夏休みなどの長期休暇を取りやすくする方法

保育士でも夏休み期間はせめて3〜5日のお盆休みくらいほしいですよね!
もちろん給料はいつもどおりにもらいたいところ。

もし夏休みの制度がない園でも、先程解説した年次有給休暇をこの機会に消化したいという保育士さんもいるでしょう。

でも保育士は仕事量がただでさえ多いので、希望通りに休みが取れないのが現状です。

希望日に休みを取りやすくするには、有給取得の時と同じで、前もってきちんと相談しておくことが大切です。

夏休みは、おそらくどのタイミングで取りたいか希望を聞かれるはずなので、その時に「こういう理由があって絶対にこの日に休みを取りたい」と理由を明確に伝えましょう。

特に予定がない人よりも、予定があったほうが希望日に休みが取れやすくなります

でも保育士の人手不足でギリギリ回しているブラック保育園だと、夏休み期間中でも休みたいとは言いづらいですよね。

どうやったら多忙な保育士でも長期間休みを取ることができるのでしょうか?

 

長期休暇有りの園へ転職

有給の申請がしづらいほど労働環境が悪い園や、まとまった休みを取らせてくれない園に勤務している保育士さんは、長期休暇のある園に転職することをおすすめします。

園によっては「有給をまとめてとらないで」と言ってくることもあります。

そうなってくるとしっかりと体を休めることもできませんよね。

 

転職は不安があるかもしれませんが、近年では保育士の需要が高まってきているので就職難になることはほとんどありません。

もし給料より休日優先で転職先を探す保育士さんは、以下の項目を要チェック!

  • 特別休暇の種類と有無
  • 年次有給休暇の記載の有無
  • 園見学で働き方や施設の状況を見る

保育士の求人情報を見ると、特別休暇(夏季休暇、夏休み、お盆休みなど表記はさまざま)や年次有給休暇についてしっかりと書いている園があります。

このような制度がある園では、ちゃんと保育士の人員確保をしているところが多いんです。

また、面接前に園見学をしておくことで、人手不足で保育士が無理な働き方をしていないかなどチェックすることができますよ◎

保育士が人手不足になっていないということは、それだけ休みも取りやすくなります。

しっかり休めて給料がもらえる高待遇の園を探してみましょう。

希望のライフスタイルが送れる転職先を『保育士バンク!』で探そう!

転職を考える保育士さんにお勧めのポイントをご紹介♪

記事はコチラ

 

認定こども園・幼稚園に転職

幼稚園教諭の免許を持っている方は、認定こども園(幼稚園型)幼稚園に転職することをおすすめします。

幼稚園型の認定こども園や幼稚園では夏休みがあります。

夏休み期間中も出勤する必要がありますが、開園期に比べると仕事の負担は軽くなるんです。

そのため、夏季休暇制度がないところでも比較的夏休み期間中に有給休暇が取得しやすいといわれています。

職員同士で話し合って協力しながら、まとまった休みを取るところもあるようですよ◎

このようなことから、保育園よりも圧倒的に休みが取りやすいといわれています。

ちゃんと有給休暇が消化できれば、お給料にも影響がなくしっかりと休めるので嬉しいですよね!

ただ夏季休暇制度はあるものの給料が出ないというところもあります。

この場合は保育園と同じで、給料が低くなってしまうことがあるので注意が必要です。

園独自で用意されている制度の給料の有無や期間については、しっかり把握しておきましょう。

 

派遣として働く

正社員の保育士はほぼ休みを取ることができず、有給さえ満足に取れないということもあります。

給料よりもお休みを優先したいという保育士さんは、正社員ではなく派遣社員の保育士として働くのもおすすめです。

一般的には「正社員は休めるのに派遣社員は休めず、給料が安くて仕事量が多い」というイメージがあるかもしれません。

しかし保育士の場合は、派遣社員の方が給料は低いものの有給が比較的に取れやすく、残業などの持ち帰りの仕事も少ないんです。

 

え、派遣社員の保育士でも有給取れるの?

って思った方もいるかもしれません。

実は雇用してから6ヶ月継続勤務しており、全労働日の8割以上出勤していれば有給取得することができるんです。

もちろん休むタイミングは相談する必要がありますが、取得したいのに拒否された場合は派遣会社が後ろ盾になってくれます

また派遣社員の保育士でも、お盆などの夏休み期間中に特別休暇が取れる高待遇の保育園もあります。

正社員の保育士に比べて給料は低いですが、休みをしっかりと取りたいという方は思い切って派遣社員にシフトしてみてはいかがでしょうか?

色んな雇用条件の求人が見られる!

保育士バンク理想の職場を探してみよう♪

記事はコチラ

 

今後は働き方改革に期待

保育士に夏休みはありませんが、夏休みやお盆休みなど独自に休暇を用意している園が多くなってきています。

夏休み期間中の特別休暇の給料の有無は施設によって違うので、就業規則を確認しておきましょう。

ただ保育士として働く前は、お休み中に給料が出るかまでは分かりません

そのため、もし園見学や面接などで給料の有無について詳しく聞けるのであれば、きちんと確認しておいたほうが安心です。

 

現在は働き方改革によって有給休暇の取得が義務付けられています。

多忙な保育士でも夏休みは有給取得しやすいといわれているので、一度上司に相談してみてくださいね。


-保育士

© 2021 保育士転職研究所