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保育士の手取り17万は普通なの?平均月給や新卒の給料をチェック!

保育士の手取り17万は低い?

保育士の給料は低いとよくいわれますが、手取り17万は全職種の平均給料と比べて低いのでしょうか?

手取りとは・・・税金や保険料などを差し引いて実際に手元へと渡る金額のことで、給与の8割程度。

そこで学歴別に全職種の平均給料を調査!

手取り17万の保育士とどれほど差があるのか見てみましょう。

全職種の平均給料(手取り)
学歴 大卒 高専・短大卒 高卒
男性 320,400円 251,040円 233,280円
女性 232,080円 206,560円 170,320円

※学歴別月給の8割で計算した時の値

全職種の平均と比べると、手取り17万は高卒の女性と同じくらいの給料であることが分かりますね。

現役保育士さんの中には、短大卒や大卒の方も多いと思います。

短大卒・大卒の平均給料に比べると、17万は低いですよね。

 

ただ、保育士の給料は年齢や勤続年数によって異なるので、一概に手取り17万が低すぎるとはいえません。

しかし生活の仕方によっては、しっかり貯金できる金額というわけでもないので不安がある方もいるかもしれません。

 

そもそも保育士の平均月給は?

全職種の平均給料が分かったところで、気になるのが保育士の平均月給と手取り額です。

保育士業界で手取り17万は普通なのでしょうか?

そこで保育士の平均月給と手取り額を調べてみました!

保育士の平均月給と手取り額
区分 月給 手取り 年齢 勤続年数
男性 254,100円 203,280円 31.9歳 6.2年
女性 237,100円 189,680円 37歳 7.9年

※手取りは月給の8割で計算した時の値

保育士の平均手取り額は、男性が約20万円、女性が約19万円でした。

この金額に手当てなどがつくと、約1万円ほど増額します。

また、参考に保育士全体の平均年齢と勤続年数もあわせてまとめました。

7〜8年経験を積んでいると「ベテラン保育士」といわれるようになり、責任のある仕事を任されることが多くなります。

そのため7〜8年経験を積んだ頃に、これまでの働きが認められて昇進する保育士さんもいるんですよ◎

ただ同じくらいの勤続年数でありながら、手取り17万しかもらえていないという場合は、水準よりも2〜3万ほど低いということになります。

 

手取り17万は初任給と同じくらいの額

手取り17万は職種全体の平均月給の、高卒(女性)と同じくらいの給料でしたよね。

保育士の場合は高卒・短大・専門・大卒で保育士になることができますが、学歴はそこまで給料に影響しません

どちらかというと保育士は勤続年数・経験年数・実力が重視される世界です。

 

そこで経験年数別に保育士の給料を調べたところ、経験年数0年の所定内給与額は男性が約20.7万円、女性は20.3万円でした。

経験年数0年の場合、この所定内給与額から税金などを引いた額が初任給になります。

実際に初任給を計算してみると、男性が約17.1万円女性が約16.7万円となります。

初任給の場合は住民税が差し引かれないので、目安として手取り額に+5,000円上乗せしています。(住民税は自治体によって異なります)

このように、手取り17万は保育士の初任給と同じくらいの金額になることが分かりますよね!

 

手取り17万で生活はできるの?

これから保育士を目指す方の中には、手取り17万で生活できるのか気になる方も多いのではないでしょうか?

実際にその金額で生活してみないと、なかなかイメージがつきにくいですよね。

もし実家から職場に通うのであれば、家賃や水道光熱費がかからないので、手取り17万でも余裕を持った暮らしができます。

ただ、生活費などを出してほしいと家族に言われることもあるので、充分に相談してからどのくらい家に入れるのか決めましょう。

家に入れるお金は2〜5万円という方が多いようです。

5万家に入れたとしても12万円残るので、通信費や医療費などを差し引いても充分貯金できるほどの金額ではあります。

 

手取り17万で一人暮らしをする場合は、高すぎる家賃の物件を選ばないようにしましょう。

一人暮らしの家賃を決める時は、収入の25%程度の物件を選ぶと良いといわれています。

手取り17万の場合は、42,500円以内の家賃で物件を選ぶと無理なく生活することができます。

ただそれでも多少の節約は必要です。

なぜなら一般的に生活費だけで1ヶ月13万はかかるといわれているからです。

特に女性は美容費などもかかってくるので、しっかりと1ヶ月に必要な予算を算出してから家賃を決めましょう。

以下に必要になる生活費の例をまとめているので、家賃以外にどのような費用がどのくらい必要なのかシミュレーションしてみてください。

一人暮らしの生活費

  • 食費
  • 水道光熱費
  • 保険医療費
  • 交通費
  • 通信費
  • 娯楽・交際費
  • 被服・美容費
  • 貯金・予備費

上記以外に必要な費用がある場合は、その費用もまとめておおよその生活費を算出します。

生活費と家賃を合計して、17万以内におさまれば大丈夫です。

ただ予算を組む時にはギリギリの金額の17万ではなく、ある程度余裕を持った金額で組みましょう

一人暮らしに慣れていないと、つい使いすぎて17万をオーバーしてしまうこともあるからです。

一人暮らしの前に、節約方法などをチェックしておくのもいいですね◎

 

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手取り17万はブラック保育園の可能性も

手取り17万は保育士の初任給と同じくらいの金額です。

ですが、中にはもう保育士として7〜8年働いているのに手取り17万という保育士さんもいるようです。

一度転職をしている場合は手取り17万でもおかしくはありませんが、勤続年数7年以上で17万は保育士の給料としては低めです。

もちろん、17万でも正しく評価した上で給与額を決めているところや、経営難でやむを得ず人件費を削減しているところもあります。

しかしベテランで役職についているにも関わらず、17万しかもらえていないという保育士さんは、17万が正当な額なのか一度疑ってみた方がいいでしょう。

中には保育士の人件費をわざと削減しているブラック保育園があります。

公立は公務員と同じ額が支払われるのでこういった問題は起きないのですが、私立の場合は経営者が以下の理由で保育士の人件費を削減している可能性があります。

保育士の人件費削減のワケ

  • 利益を得るため
  • 同系列の施設に人件費を流用している

私立保育園の中には、利益重視で運営しているところがあります。

このようなところは、利益のために人件費を削減している可能性があるんです!

また、最近では認可保育園でも人件費削減が問題視されています。

認可保育園は、国・県・市町村の委託費と国が支払う保育料で運営されています。

この中に保育士の人件費が含まれているのですが、これを他の施設に流用する(委託費の弾力運用)などして人件費が削減されている可能性があるのです。

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労働に見合っているか給料を見直してみよう

ベテランでなくても役職についている保育士さんは、手取り17万が労働に対して給料が見合っているのか一度見直してみましょう。

役職についていたり、勤続年数が長い場合は昇給していてもおかしくはありません。

新卒時から手取り17万で給料が変わったことが

ないという保育士さんは、就業規則に記載されている昇給制度について確認してみるといいでしょう。

一般的に保育園には以下のような昇給制度があります。

  • 定期昇給・・・勤続年数や年齢で決まったタイミングに昇給する制度
  • ベースアップ・・・基本給が底上げされる制度
  • 臨時昇給・・・業務負担が多い従業員や実力のある従業員に対して臨時的に昇給する制度

ただし私立の場合は、明確な昇給制度がない保育園もあるんです。

この場合は就業規則に「昇給なし」と書かれているはずです。

このような園で働いていると、昇給を経験したことがないベテラン保育士が多いようです。

 

近年では処遇改善等加算Ⅱによって保育士の役職が増えたので、以前よりも昇給されやすくなっています。

もし昇給制度がなくても、仕事量が増えたので給料について考え直してもらえないかと相談してみるのも手段の一つです。

 

ただ手取り17万は水準が低すぎると訴えても、業務量に対して妥当だといわれる可能性もあります。

その時には、どのような条件で昇給する事ができるのか今後昇給できる可能性があるのか聞いてみましょう!

もし昇給できず今の給料では満足いかない方は、昇給できる保育園に転職してもいいでしょう。

転職する時には給料と昇給制度以外に、福利厚生や手当てなども要チェックです!

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