保育士 幼稚園教諭

保育士の給料は大卒と短大卒で差がある?学歴によるメリット・デメリットを紹介

保育士の給料は大卒と短大卒で差はあるの?

一般企業の就職では大卒の方が給料が高い傾向にあります

実際に大卒と短大卒では、どのくらいの給料差があるのか見てみましょう。

【一般企業】学歴別平均初任給
4年制大学 短期大学 高校
20.6万円 17.9万円 16.2万円

このように大卒と短大卒、それから高卒で比べると、大卒が一番給料が良いことが分かりますよね。

企業によっては、大卒と短大卒と高卒で2〜3万円も給料が違う場合もあるようです。

では専門職である保育士は、大卒と短大卒と高卒で給料に差があるのでしょうか?

 

高卒に比べると大卒と短大卒は給料が高い

公務員保育士の場合は、高卒よりも大卒と短大卒の方が給料が高い傾向にあります。

平成29年の地方公務員給与実態調査では、短大卒と高卒の保育士の平均初任給のデータが公表されています。

大卒のデータはありませんでしたが、参考に短大卒と高卒の保育士の給料を比較してみましょう!

【公務員保育士】学歴別平均初任給
短期大学 高校
16.1万円 14.8万円

高卒に比べると、短大卒の公務員保育士の給料は12,000円ほど高いことが分かりますね。

自治体によっては14,000円ほど差があります。

公務員保育士の初任給って意外と低いと思うかもしれませんが、これに住宅手当や地域手当などがつくので、地域によっては合計18万〜19万程度になるところもあります。

ちなみに大卒の保育士の全国平均初任給は分かりませんでしたが、東京都の大卒の保育士の初任給は地域手当20%込みで約20万円(令和2年4月1日時点)でした。

 

また初任給が低いのは、民間の保育園との給料差を抑えるためでもあります。

しかし大卒と短大卒で差があっても、公務員保育士は経験年数によって昇給しやすいので、年齢と経験を重ねるにつれて給料は上がります。

民間の保育園では、大卒と短大卒、高卒などの学歴ではそこまで保育士の給与に差はありません。

大卒と短大卒で差があっても、公務員保育士のように1万円以上大きく差が開いているところはほとんどないようです。

 

大卒・短大卒・高卒の違いは?

保育士の資格は大卒と短大卒と高卒で違いはあるのでしょうか?

保育士の資格は最終学歴による違いはほとんどありません

大卒と短大卒は、同じ保育士資格を取得することができるからです。

幼稚園教諭のように、大卒と短大卒で取れる資格に違いはありません。

ただ4年制大学に通う場合は、保育士の資格取得だけではなく一般教養や他の分野も学ぶ事ができます

また学校によっては、小学校教諭や幼稚園教諭の免許取得を同時に目指すことができるところもあります。

 

短期大学に通う場合は、最短2年で保育士資格を取得することができます。

そのため、4年制大学に比べて早い段階で保育士としての経験を積むことができるのです。

また学校によっては実務実習が豊富なので、卒業後も即戦力として働きやすいといわれています。

高卒の場合は、指定の保育士養成学校に通うか、国家試験に合格すれば大卒と短大卒で得られる資格と同様の資格を取得することができます

通信教育もあるので、高卒の方は別の仕事をしながらでも保育士の勉強をすることが可能です。

このように大卒と短大卒と高卒では、保育士として学ぶ項目や実技経験に大きな違いがあります。

しかしどの学歴でも同じ保育士資格を取ることができるのです。

 

給料は学歴よりも経験や能力が給料に反映される

保育士の場合は学歴よりも経験能力値が重視されます。

これは先程解説したように、大卒と短大卒では学ぶ項目などが違っても保育士としての能力の差はほとんどないからです。

つまり、大卒と短大卒の保育士としてのスタート地点は同じだと考えられているのです。

だからこそ、実際に保育士として働いた時の能力や経験年数が評価されるのです。

昔は保育士の役職が少なかったので、昇給・昇格がしにくいといわれていました。

しかし現在は処遇改善等加算Ⅱによって保育士の役職が増え、キャリアアップしやすいようにもなっています。

 

求人情報では学歴不問・経験者優遇が多い

民間の保育園だと、大卒と短大卒の保育士の給料差はほとんどありませんでしたね。

実際に保育士の求人情報を見ると、大卒と短大卒で給料を分けて書いているところはほとんどなく、「学歴不問・経験者優遇」と書いてあることが多いです。

保育士の採用においても学歴はほとんど重視しておらず、どちらかというと経験者を求めていることが分かりますよね。

このような保育園では経験者を積極的に採用しています。

また給与の備考欄には「経験により優遇」と書かれていることがあります。

これは採用の優遇ではなく、給料が経験値によって優遇されるという意味です。

保育園の求人の中には、給与が〇〇円〜〇〇円と書かれているところがあると思います。

たとえば21万〜26万円と書かれている場合、「経験により優遇」と書かれていれば、経験年数によっては給料が26万円になる可能性があるのです。

 

新卒ではなく転職する保育士さんは、このような記載がある保育園だと、連続勤務年数0年目から経験年数に合った給料が受け取れるところが多いです。

面接では大卒と短大卒にこだわるよりも、これまでの保育士としての経験をアピールすることをおすすめします。

保育業界で転職するなら『保育士バンク!』がとってもおすすめ!

安心して転職活動ができる保育士バンクの頼もしいサービスなどをご紹介します!

記事はコチラ

 

大卒と短大卒はどちらがメリットが多い?

大卒と短大卒は、どちらにもメリットがあります。

上記でも触れましたが、4年制大学の場合は保育士だけでなくそれ以外の科目を学ぶことができるところが大きなメリットです。

一方で短期大学の場合は、実務実習が豊富で早くから保育士として働くことができるところがメリットです。

 

保育士は学歴ではほとんど評価されないし、大卒と短大卒それぞれにメリットがあるので、これから保育士を目指そうとしている方はどっちがいいんだろう…と悩みますよね。

もし保育士を目指すと決めている場合、大卒と短大卒ではどちらのメリットが多いのでしょうか?

 

保育士は短大卒(専門卒)のほうがメリットが多い

保育士を目指すと決めている場合は、短大卒(専門卒)の方がメリットが多いといわれています。

その理由の一つは、4年制大学を卒業したからといって給料が高くなるわけではないからです。

大卒と短大卒で給料に差をつけているところがないわけではありません。

ただ大卒だと、たくさん給料を出さなければならないため、短大卒を優先して採用するところもあるようです。

頑張って4年間大学に通っても就職が厳しくなることから、短大卒の方がメリットが多いといわれています。

 

ただ保育士以外の進路(小学校教諭や幼稚園教諭)にも興味があり、大学に通っている間に決めたいという方は4年制大学の方がおすすめです。

もう保育士になる!と決心している方は、短期大学や専門学校の方が実務経験を早くから積むことができるため、メリットが多いといわれています。

ちなみに4年制大学で保育士の道を進む人の中では、公務員保育士を目指している方が多いそうです。

しかし短期大学を出ていても、採用試験に合格すれば公務員保育士にはなれます。

 

幼稚園教諭は大卒のほうがメリットが多い

幼稚園教諭は保育士とは違い、大卒と短大卒で初任給やキャリアに差が大きく出ます。

なぜなら、大卒と短大卒で幼稚園教諭の免許の種類が違うからです。

幼稚園教諭の免許の種類
専修免許状 大学院修了
一種免許状 4年制大学卒業
二種免許状 短大・専門卒業

この免許の中でも、専修免許状と一種免許状を持っていると待遇が良くなる場合があります。

特に高品質な教育を目指している園では、専修免許状や一種免許状を持っている方が給料が良いといわれています。

 

また園長になるには、前提として専修免許状または一種免許状を持っておかなければなりません。

二種免許状から一種免許状を取得することも可能ですが、その場合は5年以上の勤務経験と必要な単位の履修をする必要があります。

幼稚園教諭の6割は二種免許状を取得しているといわれていますが、就職してからの働き方やキャリアアップ、給料面を考えると4年制大学や大学院で取れる専修免許状や一種免許状の方がメリットが大きいといわれています。

こちらも読まれています

幼稚園教諭の給料は上がるの?平均給料や年収アップ方法を紹介

記事はこちら

 

給料が高い保育園を選ぶには?

保育士の給料は大卒と短大卒で差はほとんどありません。

学歴よりも経験年数と能力によって給料がアップする職業ですが、園の運営によっても給料には大きな差が出てきます。

一番安定しているといわれるのは公務員保育士です。

大卒と短大卒で給料に差はあるものの、福利厚生が充実しているのでおよそ18〜20万円になります。

また公務員保育士の場合は昇給しやすいので、経験年数を積むごとにどんどん給料はアップしていきます。

 

それに対して民間の保育園の場合、大卒と短大卒では保育士の給料に差はほとんどないものの、運営形態によって差が出ることもあります。

できるなら給料が高い保育園を選びたいですよね。

でも中には利益のために人件費を極端に削るブラック保育園があります。

ブラック保育園を避けやすくするには、求人情報に保育士の給料の内訳がちゃんと書かれているかチェックしましょう。

多くの保育園は基本給に加えて資格手当や地域手当などがついてきます。

給料が低いところだと手当が出ているのか不透明なところもあるので、基本給だけでなく手当がどのくらいでるのかも確認しておくことが大切です。

また、昇給や賞与の回数も要チェックです。

園によっては年に1回昇給制度を設けているところや、年2回賞与を実施しているところが多いです。

賞与については「3年実績あり」など書かれているところもあり、そのようなところは信頼性も高いです。

そして最後に、できるだけ面接を受ける前に園見学をしておきましょう。

本当に仕事量に見合った給料がもらえるのかをチェックしておくと、実際に働き始めてからも安心ですよ!

給料や待遇、気になる園の雰囲気も丸わかり!保育士バンクで理想の職場を見つけよう♪

記事はコチラ

 

経験を積んで給料アップを目指そう

保育士は大卒と短大卒で区別されることはほとんどありません。

大卒と短大卒にこだわるよりも、働き始めてからが重要です。

もし給料アップを目指すのであれば、周囲から認められるほどの経験と実力を身につけましょう。

また、保育士として3年以上働き、研修を受けることで処遇改善等加算Ⅱで新たにできた役職を目指すことも可能です。

 

もしも頑張って保育士として経験を積んでいるのに、正当に評価されないと感じている方は転職を考えてもいいでしょう。

なぜならキャリアアップに意欲的でない保育園では、勤務年数7年以上の保育士でも昇給の経験がないということもあるからです。

転職先を見つける時には、給料だけでなく昇給制度などにも目を向けてみてください。


転職してキャリアアップを目指そう!日本最大級の転職支援サイト『保育士バンク!』で自分に合う職場を探そう♪

利用するメリットやサイトの特徴を調べてみてました!

記事はコチラ

-保育士, 幼稚園教諭

© 2021 保育士転職研究所