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保育士がフルタイムパートで働くと給料はどれくらいになる?仕事内容や正社員との比較まとめ

【保育士】フルタイムパート勤務の給料はどれくらい?

近年では正社員保育士ではなく、フルタイムパート保育士の求人が増えてきているな…と感じている方も多いのではないでしょうか?

その理由は、待機児童対策によって保育施設が新しく設立され、保育士が人手不足状態だからです。

そのため、正社員の保育士をサポートしてくれるような、アルバイト・パートや派遣社員の保育士の雇用が増えているのです。

そこで気になるのがフルタイムで働く場合、給料がどのくらいになるのかというところ。

夫の扶養内で働きたい方や、わけあって正社員として働けない方は給料が気になりますよね。

そこでフルタイムパートで働いた場合の保育士の給料について調査しました!

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フルタイムパートの給料や待遇

フルタイムパートの保育士の給料について調べたところ、ある求人サイトでの平均時給は997円でした(2021年2月25日時点)。

フルタイムパート勤務の所定労働時間は1日8時間、週40時間です。

もし1ヶ月の勤務日数が22日だった場合、単純計算で1ヶ月の給料は175,472円となります。

全職種のアルバイト・パートの平均時給は1,000円前後なので、他の職業と比べると保育士の給料は少し低めです。

でも保育士の給料は、地方によって差が大きいですよね。

そこでアルバイト・パートの保育士の地域別平均時給をまとめました。

自分が住んでいる地域ではどのくらいの給料なのか、チェックしてみてください!

地方別給料
地域 平均時給
北海道・東北 893円
甲信越・北陸 947円
関東 1,028円
東海 982円
関西 973円
中国 929円
四国 920円
九州・沖縄 900円

保育士の給料が一番高いのは関東で、平均時給は1,028円でした。

先程の条件で1ヶ月分の金額を計算すると、給料は180,928円となります。

地方の施設で働く正社員の保育士の給料とほぼ変わらない金額ですが、関東は物価が高いので他の地方よりも給料が高く設定されています

 

そして一番給料が低いのは北海道・東北で、時給は893円です。

北海道・東北の1ヶ月分の給料を同様に計算すると157,168円になります。

一番給料が高い関東と比べると、2万円ほど差があることが分かりますね。

ちなみにフルタイムパートの保育士は、福利厚生や処遇改善手当が充実していないところが多いので要注意です。

施設によって待遇が異なるので、求人情報を見る時は必ず給料だけでなく待遇面も確認して、実際にどのくらい手元に残るのかチェックしておきましょう。

 

年収150万円を超える場合は要注意!

夫の扶養内で働きたい場合は、アルバイト・パートの保育士の求人を探すと思います。

でもフルタイムパートの保育士として働いた場合、扶養内で働けるのでしょうか?

年間所定労働日数が245日(年間休日120日)で時給997円の場合、単純計算するとフルタイムパートの保育士の年収はおよそ190万円になります。

あれ?そんなにがっつりもらっちゃって大丈夫なのかな・・・?

確か「〇〇万の壁」みたいな言葉があったような・・・と気になっている方も多いと思います。

まずは「〇〇万の壁」がどんなものなのか、おさらいしておきましょう。

  • 100万の壁・・・年収が100万円を超えると住民税が課せられる。
  • 103万の壁・・・年収が103万円を超えると所得税が課せられる。また扶養手当がある会社の場合、支給されなくなる可能性がある(夫の務める会社によって基準額が異なる)
  • 106万・130万の壁・・・年収130万円を超えると夫の社会保険の扶養から外れる(従業員501人以上の企業のパートの場合は年収106万円以上)
  • 150万の壁・・・年収が150万円を超えると配偶者控除が減額される(※条件を満たせばは201万円まで配偶者特別控除を受けられる場合がある)

つまり年収が上がるにつれて、住民税や所得税が発生したり、社会保険に加入したり、扶養手当が受けられなくなったり…と収入に影響が出てくる場合も。

年収103万〜150万円を超える場合には、それぞれどんな影響が出るのかチェックしておきましょう!

 

一般的には「夫の扶養内で働く=配偶者控除が受けられる範囲内で働く」という意味なので、年収が150万円を超える場合は要注意です。

え!だったらさっきの計算で年収が150万円を越えているから、フルタイムパートで働くと損するの??と思った方はちょっと待ってください!

先程の単純計算で年収190万円になると書きましたが、これは社会保険などを差し引かなかった場合の金額です。

年収が100万円以上で住民税、103万円以上で所得税がかかりますし、106万円もしくは130万円を超えると社会保険(健康保険や厚生年金など)の支払い義務が生じるので、満額を受け取ることはできません。

社会保険など完備されている施設であれば、額面給与から約20%引いた額が手取りの給料になります。

時給が低い場合は差し引かれた結果、なんとか夫の扶養内に収まることもあります。

ただそれでも年収が150万円を超えてしまうのであれば、事前に働き方について運営側に相談しておきましょう。

 

フルタイムパートの保育士の仕事内容

フルタイムパートの保育士で採用されたら、どんな働き方をするのでしょうか?

給料だけを見ると、正社員とそこまで金額に差はないと思った方も多いはずです。

ということは、正社員の保育士と同じくらいの仕事を任されるのかなと不安になりますよね。

そこで保育士としての働き方にどのような違いがあるのかを、雇用形態別にまとめました。

フルタイムパート保育士の働き方

  • 保護者からの連絡の確認
  • 子供たちの見守り
  • 検温や汗拭き、着替えの手伝い
  • トイレ・手洗いの手伝い
  • おむつ交換
  • 食事・おやつの配膳・後片付け
  • お昼寝の準備・後片付け
  • 寝かしつけやお昼寝の見守り
  • 絵本の読み聞かせ
  • 室内の掃除
  • イベントの準備の手伝い

正社員保育士の働き方

  • 保護者からの連絡の確認
  • 子供たちの見守り
  • 子供の身の回りのサポート全般
  • 食事・おやつの配膳、食事のサポート
  • お昼寝の準備・起床のサポート
  • 保育日誌・連絡帳の記入
  • 室内活動(絵本の読み聞かせ・歌など)
  • 一日の様子を保護者に伝える
  • 日案・週案・月案の作成
  • 職員会議の議事録作成
  • 園だよりの作成
  • イベントの準備
  • 室内の掃除

細かい内容は施設によって異なりますが、フルタイムパートの保育士は主に正社員の保育士の作業の手伝いがメインとなります。

また、保育日誌や日案・週案・月案などの作成は必要なく、事務作業が圧倒的に少ないのが特徴です。

補助内容によって連絡帳の記入が必要な場合もあるようですが、正社員の保育士よりも責任の重い仕事は任されないので負担はありません。

 

フルタイムパートの保育士は採用されやすい?

フルタイムパートの保育士として就職先を探す時、気になるのが有効求人倍率ですよね。

保育士の有効求人倍率は令和2年11月時点で2.68倍でした。

昨年に比べると有効求人倍率は下がっていますが、全職種(1.09倍)と比べるととても良いです。

都道府県別で比べると、有効求人倍率が最も高かったのは東京(5.16倍)でした。

ただ、どの地方でも有効求人倍率は1倍以上をキープしています。

新型コロナウイルス流行の影響で全体的に有効求人倍率が下がっている中、保育士はとても就職しやすい状況なのです。

フルタイムパートの保育士であれば、正社員よりも求められる能力が少ないので採用されやすいといえます。

採用する側からしても、フルタイムで働いてくれるのはありがたいのです。

正社員のハードルが高いと思う方は、正社員登用ありの施設でまずはフルタイムパートの保育士の求人を狙っても良いかもしれません。

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フルタイムパートと正社員のメリット・デメリット

これまでの内容を見ると、正社員よりも労働が少なくて給料もそこそこもらえるフルタイムパートの方がメリットが多いと思うかもしれません。

しかし、一概にそうとは言い切れません。

そこで、それぞれの雇用形態で働いた時のメリット・デメリットをまとめました。

フルタイムパート保育士のメリット

  • 残業がほとんどない
  • 休みが取れやすい
  • ピアノが苦手でもOKなところが多い
  • 業務負担が少ない
  • 採用されやすい

フルタイムパート保育士のデメリット

  • 働いた分だけしか給料がもらえない
  • 仕事のやりがいを感じにくい
  • 待遇が正社員よりも良くない
  • ボーナスや昇給に期待できない

フルタイムパートの保育士の大きなメリットは、業務負担が少ないところですね。

中にはピアノが苦手だという保育士さんもいると思いますが、フルタイムパートの場合はピアノが苦手な方でもOKというところが多いです。

また、正社員の保育士に比べて休暇が取れやすいところも魅力的です。

 

正社員保育士のメリット

  • 給料が安定している
  • 福利厚生が充実している
  • ボーナスがもらえる
  • 昇給・キャリアアップしやすい
  • 社会的信用が高い

正社員保育士のデメリット

  • 責任のある仕事が多い
  • 事務作業や残業がある
  • 休みが取りにくい
  • 求められる能力が多い

フルタイムパートの保育士の場合は、休みが多いとその分給料が減ってしまいますが、正社員は毎月安定した給料がもらえます。

また福利厚生が充実していたり、ボーナスがもらえるところは最大の魅力ですよね!

その他にも正社員は社会的信用が高いので、クレジットカードの審査なども通りやすいといわれています。

ただ待遇が良い分、業務負担が多いところがデメリットです。

保護者とのやり取りも増えるので、ストレスを抱えやすいといわれています。

 

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今よりも高い給料をもらう方法

フルタイムパートの保育士は働いた分だけしかもらえず、社会保険などで差し引かれると手元に残る金額は少なくなってしまいます。

なによりもボーナスがもらえないのは大きなデメリットでしたね。

ひと月の給料はそこまで変わらないというところでも、年収を比べると賞与やボーナスで差が出ます。

また施設によっては、給料に保育士の処遇改善手当がつかないというところもあるので要注意です。

では、今よりももっと高い給料をもらうにはどうすれば良いのでしょうか?

 

正社員を目指す

給料アップの一番良い方法は、フルタイムパートから正社員を目指すことです。

施設によってはフルタイムパートで雇用しても、働き次第で積極的に正社員登用するところもあります。

ただ正社員登用を目指したいからといって、がむしゃらに働けば良いというわけではありません。

正社員を目指したいという意思を予め伝えておくことも大切です。

ただし「たくさん給料をもらいたいから」という理由は、印象が悪いので伝える必要はありません。

 

キャリアアップの意欲を持ちながら働いていることは高評価されますし、日頃の働き方を見てもらえやすくなります

近年では責任のある仕事をしたくないから、正社員になりたくないという人も増えています。

そのため、施設側としてもキャリアアップしたいという意欲を見せてもらった方が判断しやすいのです。

もし職場にフルタイムパートから正社員になった方がいるのであれば、アドバイスをもらったり、その人の働き方をチェックしておくと参考になりますよ!

給料アップを目指すなら、ただ運営側から正社員登用の話をしてくるのを待つだけでなく、自分からアピールすることも大切です。

 

派遣社員で高待遇の施設を探す

給料アップを目指すなら、派遣社員として働くことをおすすめします。

なぜかというと、アルバイトやパートよりも給料が高く設定されているところが多いからです。

給料は高いところで、時給1,200円〜1,800円のところもあります。

また派遣社員の求人の中には、正社員の保育士のように福利厚生が充実しており、有給が取れたり賞与をもらえたりするるところもあるんです。

このような高待遇の施設が多いことから、フルタイムパートではなく派遣社員で高待遇の施設を探すと給料アップに繋がります

また、まれに正社員の保育士と同じくらいの責任や労働を押し付けてくる施設があるのですが、そういう時にも派遣社員の保育士は安心です。

もし労働環境に問題がある時には、派遣会社に相談することができるからです。

つまり、フルタイムパートの保育士とは違って派遣会社という後ろ盾があるので、トラブルがあった時には守ってもらえます。

ちなみにフルタイムパートと書かれた保育士の求人の中には、よく見ると雇用形態が「派遣社員」となっているところもあるので、見逃さないようにしましょう。

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フルタイムパート保育士は現場で重宝される

フルタイムパートの保育士の働き方は施設にもよりますが、基本的に人手が足りないクラスをサポートします。

つまり、担当クラスを持たないフリーの保育士のような働き方が求められるのです。

このような働き方の場合、あらゆる年齢の子供たちの保育のサポートができるので、保育士としての経験も充分積むことができます。

働き次第では、人手不足に悩む施設でとても重宝されますよ!

またフルタイムパートの保育士は、保育補助者とは違って資格を持っているところも有利です。

正社員の保育士からすると、保育補助者よりも資格持ちのフルタイムパートの保育士にサポートしてもらった方が安心感があるからです。

もし持病などがあって、なかなか正社員のように働けないという保育士さんや、家計の手助けをするために働きたいという保育士さんは、ぜひフルタイムパートの求人を探してみてください!

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