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保育士の給料についてホリエモンが言及!本当に誰でもできる仕事なの?

保育士の給料に関する記事にホリエモンが反応!

保育士の給料問題はネットニュースになることが多いのですが、その記事にホリエモンが反応したことが話題になりました。

ホリエモンが反応したネット記事の内容とは、保育士の給料の低さに関するものでした。

記事のコメント欄では、保育士の給料が安い理由について多くの人が意見を書き込んでいるのですが、その中でホリエモンは「誰でもできる仕事だからです」という一文を載せました。

ツイッターにもその文章とネット記事のリンクが貼られたので、多くの人の目に触れることになりました。

ここではホリエモンのこの一言がなぜ話題になったのかどんな意見が交わされているのかについて紹介します。

 

ホリエモンの意見に対する世間の声

ホリエモンの「誰でもできる仕事」という意見には、多くの声が寄せられました。
ここでは一般の人々の意見を集めてみました。

世間はどのような関心を持っているのか、早速見ていきましょう!

  • ホリエモンが話題にしたおかげで、保育士は給料低くてかわいそうってイメージが広がったから感謝すべきでは?
  • 誰でもできるとか言うなら自分でしてみてほしい。保育士を下に見ているのが文面でよく分かる
  • 子どもをお世話したり遊ばせたりするのが保育士。ホリエモンだけじゃなくて誰でもできるって思ってる人多いんじゃないの?
  • 誰でもできるっていうのは、誰でも参入できるという意味では?別に向き不向きとか、軽視している発言ではないと思う

SNSではこのような意見が寄せられていました。

ほとんどはホリエモンに対して怒りを向ける意見が多く、ときには罵声のようなコメントもありました。

世間では主にホリエモンが書いた「誰でもできる」という文面から、「保育士の立場を軽視している」と感じ取っているようです。

ただ中には、ホリエモンは保育士を軽視しているわけではなく、「誰でも参入できるから給料が低いと言いたいのではないか」と、違う視点からコメントしている方もいました。

 

ホリエモンの意見に賛否両論な保育士たち

世間の意見は辛辣なものが多かったのですが、現役の保育士達は給料問題やホリエモンの意見にどう反応しているのでしょうか?

早速チェックしてみましょう!

  • 保育士の立場から言わせてもらうと、ふざけるなって言いたい。誰にでもできるわけない。
  • 誰でもできるような仕事しかしていない人もいるし、専門性を保って仕事をしている人もいます。その成果や質がわかりにくく、差をつけられないのが問題なのかも。
  • レベルの高い保育士がいるにも関わらず、仕事内容がそこまで求められていないことと、人材確保を優先させていることが価値を低くさせているという現状です。質の高くない保育士が増えることは我々保育士にも問題がある。
  • 確かに保育士の試験は他の国家試験に比べると簡単です。見かけ上は簡単になれてしまうんです。給料のアップを考えるなら、環境を整えたり仕事内容を見直す必要があるかと。

保育士の意見でも批判はあったものの、どちらかというと冷静に自分の考えを述べているコメントがたくさんありました。

特に多かった意見が、「保育士によって専門性のレベルが違う」という点です。

この意見を見ると、国家資格を有しているからといって、きちんとその専門知識を活かして働く人ばかりではないことが分かりますよね。

ここらへんの保育士事情は実際に現場で働かないと分からないことです。

他には、人ばかりを増やして保育士の質を下げてしまうことや、仕事内容が優秀な保育士に見合っていないことが問題ではないか、というコメントが目立っていました。

 

ホリエモンが本当に伝えたかったこと

ホリエモンの意見に冷静な保育士が多い中、世間は「保育士をバカにしている!」と批判する人がたくさんいました。

そんな意見に対してホリエモンは「別にバカにしてないだろ」と否定しています。

批判のほとんどは「誰でもできる」という点を「楽な仕事」と捉えていました。

このことについても彼は「誰でもできる」と、「大変かどうか」を同じように考えないようにと補足しています。

ホリエモンが本当に伝えたかったのは、「誰でも(やろうとしたら大抵の人は)できる(大変かもしれない)仕事」です。

つまり専門性が活かされていない(やろうとしたら大抵の人はできる)仕事だから、希少性が低く、コンビニのバイトと同様に給料が上がらないということです。

また、単純に大変だから給料を上げれば良いというのは感情論であり、問題解決にはならないと意見しています。

なぜなら補助金をどこから出すのかという問題が浮上するからです。

自分はお金を出したくない。でも保育士の給料は上げて欲しい」という意見は矛盾しており、現実的ではないと指摘しています。

この点については後半で詳しく解説していきます。

また給料を上げるには業務を効率化させることが大事だと語っています。

以前ホリエモンは保育園を訪れて現場を見たことがあり、その時に時間を無駄に使いすぎていると感じたそうです。

文字数が定められているレポートや壁の装飾など、それは本当に必要なのかと思う業務が多いのが現状です。

業務を効率化すると同時に柔和な発想や思考が今後求められると指摘しています。

また社会全体で子育てをする仕組みも必要だと語っています。

ホリエモンの意見は給料問題の表面的なところを指摘しているのではなく、政治や保育士の現状を踏まえた上で端的にまとめたものだったのです。

 

この論争で分かる保育士の給料が上がらない理由

このツイートを皮切りに、なぜ保育士の給料が上がらないのかという問題について様々な意見が交わされました。

ホリエモンの意見が端的過ぎるのもありますが、その一文だけを見た人達は「保育士を軽視している!」と噛み付いていましたね。

そんな批判的な意見に対して、ホリエモンは言葉は強いものの丁寧に答えていました。

ホリエモンの「誰でもできる」という意見は、そもそも批判している人達の論点とずれていたことがその後のツイートでも分かります。

ここでは保育士の給料がなぜ上がらないのか、世間の声と比べながらホリエモンの意見をまとめました。

 

保育士の給料の現状

保育士の2019年の平均給料は約24万円です。

ちなみにホリエモンが保育士の給料について反応したのは2017年。

2017年の平均給料は約23万円でした。

しかし実際に地方の求人を見ると、16万円〜なんてざらにあります。

国の政策では、2017年からは処遇改善等加算Ⅰ、処遇改善等加算Ⅱが導入されましたが、この政策で給料が上がったと実感する保育士はいまだ少ないようです。

国の政策は、保育士の安月給による人手不足の解消を目指したものです。

なぜこのような政策がされているかというと、大変な仕事に見合わない給料をもらっていると感じて辞めていく保育士が多いからです。

しかしホリエモンは、仕事が大変だから給料を高くするのは間違っていると言っています。

なぜなら安い賃金で大変な仕事というのは、保育士だけではないからです。

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だれが保育士に給料を出すのか

ホリエモンの意見に批判的な人達の声に多かったのが、「責任が重くて大変な仕事なのに価値が低いのはおかしい」という意見です。

しかしこのような意見にもホリエモンは「じゃあ誰が金をだすんだよ」と反論していました。

「仕事が大変だから給料をあげろ!」と表面的な問題だけを指摘しても、誰がお金を払うのかという根本的な問題が浮上しますよね。

保育園の補助金や助成金などは税金から支払われています。

しかしホリエモンは、補助金を増やすとなると政治的にはハードルの高い話だと語っています。

なぜなら「もっと補助金上げれば良いのに…」と思う人は多いですが、そのためにお金を出そうと思う人は少ないからです。

補助金を上げるために増税するとなると、「増税反対!!」という批判が少なからず出てくるのは目に見えていますよね。

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保育料を上げても払える人がいない

ホリエモンが記事に反応したのは2017年で、まだ保育料の無償化が始まっていませんでした。

そのため、保育士の給料問題では保育料についても触れていました。

「大変な仕事なのに賃金が低いのはおかしい」という意見に対し、ホリエモンは、「だったら保育士の給料を上げるためにもっと保育料を払えるのか?」と問うていました。

もし今後政権交代して無償化がなくなり、保育料がさらに高くなってしまえば、園に預けずに自分で育てるという人も出てくるでしょう。

増税もしかり、保育士の給料を上げるためにわざわざお金を払う人がいないのです。
このことからホリエモンは、給料を上げる」という点で考えると解決には導けないと語っています。

 

まずは世間の認識を変えることが重要

保育士の意見の中には、給料が低いのは優秀な人と、そうでない人を差別化できないことが原因だという声もありましたね。

現在では処遇改善等加算Ⅱが導入されたことで役職が追加され、昇給しやすくなっています。

しかし複数の園を運営しているある法人は、園ごとにキャリアの偏りがあったり、法人と園内の評価が異なるという問題に直面したという例があります。

また職員全員が納得しないまま昇格・昇給したことで、人間関係に亀裂が入ったという園もあったそうです。

差別化したとしても結局評価基準が曖昧なので、給料を上げても様々な問題が浮上している状況なのです。

ホリエモンは「給料を上げる」という点で考えずに、まずは業務の効率化を図るべきだとして、タクシーの運転手を例にあげています。

タクシーの運転手はまさに誰でもできる大変な仕事ですが、効率的に働けている人とそうでない人の収入は全く違います。

もし保育士の業務を効率化させるには、まずは何が必要な仕事なのかを見直さなければなりません

 

世間の声の中には「子どもは幼少期の過ごし方が後の人格の形成に大きく影響するから、誰でも良いということにはならない」という意見がありました。

しかしそうはいっても、全ての保育士が質の良い保育をしているわけではありません。

誰でも質の良い保育ができるようにするには、一生懸命無駄な仕事をするのではなく、これまでの常識にとらわれないような発想で業務の効率化を進めるべきということです。

今回の論争を見ると、「給料を上げる」という世間の認識からまずは変えていく必要があるようにも思えますよね。

 

働き方革命が進んでいる保育園もある

2017年にホリエモンは業務効率化を推進していましたが、それから2年後の2019年にスタートした働き方改革で、保育業務の効率化が進められるようになりました。

これにより給料を上げて人材を確保するのではなく、雇用形態や勤務形態などを多様化したことで人材を集めやすくなりました。

今後も働き方改革が進めば、無駄な作業がなくなり、保育士一人ひとりの負担が減少するはずです。

さらに自分の生活を優先しながら働くことができるでしょう。

そうすれば大変な労働なのに給料が見合わないという問題も自ずと解決に向かっていくはずです。


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