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保育士一年目の給料はどれくらい?気になる初任給や昇給の方法をご紹介

子ども達の成長を見守り、育む保育士。

これから保育士になりたい!という方も多いのではないかと思います。

魅力あふれる保育士のお仕事ですが、やっぱり気になるのが「お給料」なのではないでしょうか。

特に保育士一年目の給料がどのくらいなのか、これから就職活動をする保育士さんは知りたいポイントだと思います。

「給料はいくらくらいなのか」など給料に関する疑問はたくさんありますよね。

こちらではそんな保育士、特に一年目の給料事情を詳しく解説していきたいと思います。

 

保育士一年目の給料はいくら?学歴・施設別で初任給をご紹介

初任給と聞くと、4月にもらえる給料というイメージがありますが実際に初めて給料がもらえるのは5月からになります。

はじめて受け取ったこの給料を「初任給」と思いがちですが、厚生労働省の取り決めでは6月分として受け取る給料を「初任給」としています。

ですので、今回ご紹介する保育士の一年目の給料(初任給)は6月分のお給料を指します。

気になる保育士の一年目の給料ですが、平均20万円程度が初任給のようです。

ただし、この金額は学歴や務めている保育施設によって異なるので一概に「20万円」とはいえません。

もう少し詳しく解説していきます。

 

保育士一年目の給料比較【学歴別】

短期大学・専門学校卒と4年制大学卒、つまり学歴によって給料が異なります。

短期大学、専門学校卒業 約16万
4年制大学卒業 約20万円

短期大学・専門学校卒と4年制大学卒を比較すると、4万円程の差があるようです。

この差は結構大きいのではないでしょうか。

このような差が生まれる理由は、在学中に取得できる資格が理由のようです。

例えば専門学校の場合、幼稚園免許の取得が授業内容に含まれていませんが、一方で4年制大学の場合は1級の幼稚園免許が取得できます。

こうした在学中に取得できる資格の違いが給料の差となるようです。

 

保育士一年目の給料比較【施設別】

保育施設によっても一年目の給料は異なってきます。

正規職員か非正規職員かなどでも変わってきますが、ここでは正規職員として入社した場合の平均初任給を見ていきたいと思います。

 

私立保育園 約19万
公立保育園 約17万円

 

私立と公立の保育園を比較すると、約2万円の差があるようです。

驚くほど大きな差はないようですが、それぞれの園の特徴によって給料事情は異なるようです。

私立保育園は約19万の初任給とありますが、無認可の場合は助成金が少なくなる関係で給料がもう少し低かったり、給料は各施設で決める事が出来る為、施設によっても給料は大きく異なります。

また、保育施設の規模によっても手当が異なる為、給料にも差が出てきます。

一方、公立は私立保育園に比べると安いように思えますが、公立保育園の保育士は公務員にあたるので私立に比べると福利厚生がより充実していたり、毎年必ず昇給があったりと長く働いていく事で確実に給料はアップします。

 

給料の基本知識!総支給と手取りの違いとは??

給料には総支給と手取りがあることはご存知でしょうか?

一般的に求人に書かれている内容すべてが手元に入るお給料!と思ってしまうと少し大変なことになってしますかもしれません・・・

ここでは給料の基本知識として、給料の総支給と手取りの違いについて、そして更に総支給の給料が引かれる様々なお金のことについてご紹介しましょう。

 

総支給と手取りの違い

給料には“総支給”“手取り”があります。

総支給とは、支給されるすべての金額の事を指します。

それに対して手取りとは、税金や保険などが控除され実際に手元に入る金額の事です。

 

給料から引かれるお金について

総支給から控除されるお金の種類は主に社会保険、厚生年金、所得税、住民税の4つです。

これらは必ず給料から引かれるお金になりますので、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

 

社会保険

これは、もし怪我や病気をして病院を利用した際に支払う金額を軽減してもらうために支払うお金です。

健康保険は必ず加入しなければなりません

正社員の場合は社会保険になりますので所属している保育施設が保険料の半額を負担してくれるため月1万~2万程度の支払いで済みます

しかしパート等で規定時間を満たしていない働き方の場合は国民健康保険になり、全額自己負担になりますのでお気を付けください。

 

厚生年金

これは未来への投資になります。

老後年金を受け取るために必要なお金で、毎月約1万円程度が引かれる事になります。

こちらも社会保険と同様に所属施設が半額を負担してくれますが、規定時間外勤務の場合は国民年金になり全額自己負担になる為、ご注意ください。

 

所得税

こちらは所得に応じて金額が変わる税金になります。

税金の為、保険や年金のように何かしらで手元に返ってくるということはありません

だいたい給料の2%ほどが毎月引かれます

 

住民税

こちらは前年度の所得を元に計算される税金になりますので、初任給から引かれる事はありません。

保育士が二年目の給料一年目より下がった・・・とよく言われるのは住民税が原因ですね。

二年目以降は住民税が発生してきますのでもし一年で退職を考えているという場合は、仮に収入がなかったとしても住民税の支払いをしなくてはなりませんのでお気を付けください。

 

その他

保育士ならではの控除としては毎月給食費が引かれる事があります。

施設によって様々ですが、平均1食300円程度を働いた日数でかけた金額になります。

こちらに関してはお弁当を買ったりする事を思うと、かなり安い金額で栄養バランスが取れた食事を行うことが出来る為お得ですね。

 

保育士一年目の給料が良い都道府県は?

都道府県によっても初任給は変わってきます。

都心に近づくほど物価が上がる為その分給料も上がり、それに比例して都心から離れるほど給料が低くなる傾向にあります。

一度あなたのお住いの地域も調べてみてください。

 

初任給のいい都道府県ランキング

1位 東京都  約22万
2位 千葉県  約21.5万
3位 神奈川県 約21万
4位 埼玉県
   大阪府  約20.5万
   滋賀県

やはり首都圏に近いほど給料は高いようです。

物価だけではなく、人口増加に伴い子どもの数も多く、保育士が人手不足という事もあり給料が年々上がってきているようです。

 

給料を上げるにはどうすればいい?

給料を上げる方法は大きく分けて2つあります。

1つ目は経験年数による昇給。もう1つはキャリアアップなどによる昇格をする事で昇給するケースです。

 

スキルアップをする

スキルアップといっても方法は様々です。

昇給するためにはどうすればいいのか、具体的に見ていきたいと思います。

 

キャリアアップによる処遇改善

役職を得る事で昇給する事が出来ます。

役職が付いた場合主任保育士で一般保育士より10万円以上給料が上がる傾向にあります。

 

  認可保育園(私立) 認可保育園(公立)
保育士 約30万 約30万
主任保育士 約42万 約56万
施設長  約56万 約63万

 

しかし役職が付く保育士は園全体で1、2人と狭き門。

そのうえ実際に役職を得るためにはどうすればいいのかわからないという方も多いのではないかと思います。

役職を付けるためには、各施設の規定に従って昇級試験を受ける場合と、キャリアアップ研修を受ける事で昇給資格を獲得し、正式に施設長から任命される場合の2種類があります。

一番わかりやすい方法がキャリアアップ研修を受ける事です。

・乳児保育
・幼児保育
・障害児保育
・食育、アレルギー対応
・保健衛生、安全対策
・保護者支援、子育て支援
・マネジメント
・保育実践

 

キャリアアップ研修は上記の8分野に分かれており、保育士資格を持ち下記のような一定の条件をクリアすれば誰でも受ける事が出来ます。

 

【園長】

平均勤続年数24年

【主任保育士】

平均勤続年数21年

【副主任保育士】

経験年数7年以上
分野別リーダーを経験
マネジメント+3つ以上の分野研修を修了
副主任保育士としての発令

【専門リーダー】

経験年数7年以上
分野別リーダーを経験
4つ以上の分野研修を修了
専門リーダーとしての発令

【職務分野別リーダー】

勤務年数3年以上
担当する分野研修を修了
終了した研修分野に係る職務分野別リーダーとしての発令

 

※経験年数はあくまで目安になります

 

キャリアアップ研修の場合は専門リーダーや分野別リーダー等昇給の項目が多くあるため、比較的昇給がしやすくなっています。

しかしそれと同時に専門分野を学び施設に還元する義務が発生してきますので、責任感は増えてきます。

リーダーとしての責任感は今後の保育を行う上でも必要になってきますので是非挑戦してみてください。

 

技術や経験による処遇改善

同じ保育施設で働き続けると微量ながらも毎年必ず給料は上がります。

一般的には経験年数と技術力で昇給金額が決まるところが多いため、積極的な研修への参加や普段の保育での頑張りが昇給に繋がってきます。

各施設によって昇給基準は様々なので一度気になっている施設の求人情報を調べてみてください。

 

どうしても上がらなければ転職という選択肢も

施設によって給料状況の変化が大きい保育士。

もし他に自分の理念と合ったり、より条件が良い保育施設を見つけた場合は転職を選んでも大丈夫です。

転職は逃げではなく、夢を叶えるための新しい一歩として踏み出してみてください。

 

就職する前に知っておきたい!知ると得する福利厚生とは?

施設によって異なりますが、様々な福利厚生があります。

人手不足に悩まされる保育業界では、少しでも長く働いてもらうために福利厚生も充実しつつあります。

ここではそんな福利厚生を詳しく見ていきたいと思います。

 

住宅補助

一人暮らしをする保育士のための制度です。

施設によって異なりますが、上限は5~8万程度家賃の半額負担というところが多いです。

名前の通り家賃の一部を保育施設が負担してくれるとても嬉しい制度ですね。

中にはマンションを各施設が買い取っており、実質の支払いは家賃の1~2割程度で良いという施設も存在しています。

 

交通費支給

こちらはほとんどの保育施設で実施されている制度です。

電車通勤の場合は定められた月の定期の値段、車通勤の場合は月ごとに計算されたガソリン代、中には距離で換算するタイプの施設もある為、その場合は自転車通勤などでも交通費が支給されます。

 

まとめ

保育士は仕事内容のわりに給料は決して高いわけではありません。

そのため、今はキャリアアップ研修など少しでも保育士の環境を改善しようとする政策がとられるようになってきています。

是非、給料アップを目指して挑戦してみてください。


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